2013年9月21日土曜日

薬草染め

草木染め…というより『薬草染め』と呼んだ方がチムグスイらしいかも、と気づいた今日このごろ。

もちろんそれを使用する事で薬効がある…とは言えないけれど、
(薬事法とかいろんな事情もあり)

例えば枇杷の葉は飲んでも、外用として塗っても健康に役立てることができ、そして染めて身にまとう事も出来る、というようにひとつの植物から様々な恩恵があるのが植物の素晴らしいところ。

すべてではありませんが、草木染めの染料の大半は薬草としても使用されています。





写真はローズゼラニウムとカレンデュラ。
煮出している間、部屋中が香りでいっぱいになります。

両方ともさまざまな薬効があるハーブです。その時我が家の空気はかなりいいはず、笑




カレンデュラの黄色の色『カロチノイド』は油溶性(油に溶ける性質)なので煮出してもまだかなり残っています。こちらは植物油に浸けて抽出して、クリームやせっけんの材料になります。



残念ながらカレンデュラだけでは鮮やかな黄色が出ないので、さらにターメリック(うこん)を染め重ねました。

手前はハンカチ、奥が布ナプキンです。



他にも茜、クチナシ、えんじゅ、ログウッドなどの薬草を使って色とりどりのハンカチを染めました。

ART & CRAFT 静岡手創り市で販売します。



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